こんにちは、まるとむです。
先日、メルカリで配送方法を「梱包たのメル便」に指定して大型商品を出品したところ、梱包たのメル便の対象外エリアにお住まいの方から購入希望の旨のコメントをいただき困ってしまったことがありました。
結論としては、記名配送とはなったものの無事に荷物を送付し、取引を完了することができました。
今回はその経験を記事にしてみます。
送ったものについて(サイズは180サイズ)
送ったものは、ボビーワゴンです。
この商品の大きさは、幅43センチ、奥行き42センチ、高さ74センチで3辺の合計が159センチで中々の大きさです。
他の出品者さんも梱包・発送たのメル便を利用されているようでしたので、私もそちらを指定して出品を行いましたが、購入希望のコメントをくださったのは、梱包・発送たのメル便の対象エリア外にお住いの方でした。
梱包・発送たのメル便とは?
梱包・発送たのメル便とは、メルカリとヤマトホームコンビニエンスが共同で提供しているサービスです。
梱包から発送までをプロにお任せできるので、大型の商品でも気軽に出品できます。
画像引用元 https://static.jp.mercari.com/tanomeru
画像引用元:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/217/
今回、私が送付した品物の3辺の合計は約160センチ。
梱包・発送たのメル便を利用できた場合の送料は、梱包材の厚みを考慮すると60サイズの3,400円ではなく、200サイズの5,000円になることが想定されました。
梱包・発送たのメル便の代替手段を検討
購入希望の方とコメントをやり取りして知ったのですが、
梱包・発送たのメル便の対象エリア外にお住いの方が梱包・発送たのメル便を発送方法に指定している商品を購入しようとした場合、
「お客様の配送先は梱包・発送たのメル便の対象外地域です。ご購入いただけません。」というメッセージが出て「購入する」ボタンがタップできないそうです。
そのため、別の方法を検討することにしました。
代替手段①「らくらく家財宅急便」
第1にヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」を代替の発送手段として検討しました。
梱包・発送たのメル便とは異なり、記名配送となりますが、梱包と発送を業者で行ってくれるところが魅力的だったからです。
また、対応エリアも梱包・発送たのメル便より広いです。
大きな家具や家電は
梱包から開梱設置までおまかせご自宅のソファや洗濯機等、大きな家具や家電を知人やフリマアプリ購入者に送る際、お申し込みもWEBから簡単にでき、お荷物もヤマトが梱包・集荷、お届け、開梱・設置、資材の回収まで全てを行う便利なサービスです。
ベッドや冷蔵庫など、家具や家電を運びたいお客様に1点からお申し込みできるサービスです。
(他商品との混載輸送になります。)
ご自宅まで2名スタッフでお引き取りに伺い、梱包してお預かりいたします。
お届け先ではすぐにお使いいただけるよう開梱・設置・廃材(梱包材)回収まで行います。引用元:ヤマトホームコンビニエンス 公式サイト
- 3辺合計が250㎝以下、かつ重量40kg以下のものは1名でお伺いする場合がございます。
購入希望の方にお住いの住所が対象外エリアに入っていないかを確認してもらい、離島以外は記載されていないとのことだったので、メルカリの配送の方法を「梱包・発送たのメル便」から「未定」に変更し、購入していただきました。
しかし、いざ「らくらく家財宅急便」で購入者のご住所に荷物を送付しようとしたところ、”対象エリア外”と出てきてしまい、別の手段を再度検討する必要が生じました。
代替手段②(普通の)宅急便
”サービス対象エリア外”と言われてしまうと自身でどうすることも出来ないため、梱包を自ら行い、ヤマト運輸の宅急便で送ることにしました。
宅急便と「らくらく家財宅急便」の違いは下記の通りです。今回、私が送りたいもののサイズは180サイズなので、普通の宅急便でも送ることができました。
↑
注)上記画像内の料金は、今回私が荷物の送付で使用したものです。実際の料金はそれぞれの発着地により異なりますので、ご注意ください。
メルカリの「梱包・発送たのメル便」とヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」では、160サイズ(料金3,400円)の次が200サイズ(5,000円)となっており、180サイズの設定がありません。
今回、実際にかかった送料は3,801円(キャッシュレス決済での定価3,861円からWebでの集荷依頼による割引60円を適用した額)でした。料金の支払いは集荷時に、コード決済で行いました。
梱包・発送たのメル便は、サービス対象エリア内であれば全国一律の料金です。
仮に今回の発送で利用できていれば5,000円の送料がかかっていたので、1200円ほど安くできました。
大変だったこと
梱包資材(ダンボール)の手配
当初は業者に梱包を行なってもらうつもりでいて、今回出品したワゴンのダンボールもとうの昔に処分してしまっていたので、梱包に使用する資材(ダンボール)の手配が大変でした。
ヤマト運輸の包装資材のオンラインショップ「ネコハコ」では、120サイズまでのダンボールしかなく、10枚単位での注文になってしまうので、今回は使えませんでした。
調べたところ、ホームセンターにて1枚から大型のダンボールを購入することが可能でした。
カインズ 160サイズのダンボールを購入可
ビバホーム 180サイズのダンボールを購入可
私は、ビバホームでこちらのダンボールを購入し、無事に180サイズの荷物の梱包・発送を行うことができました。
梱包作業
第2子を妊娠中でお腹が大きかったので、家族に梱包を手伝ってもらいました。2人がかりでも大きいものを梱包するのは大変に感じました。
再び大型サイズのものをメルカリで出品する機会があれば、少々送料が高くつきますが、梱包・発送たのメル便を利用すると思います。
まとめ
大型の荷物を送る場合の3つの配送方法をまとめると下記のようになります。
梱包・発送たのメル便 | らくらく家財宅急便 | 宅急便 | |
匿名配送 | 可 | 不可 | 不可 |
最大サイズ | 450サイズ | 450サイズ | 200サイズ |
最大重量 | 150kg | 150kg | 30kg |
梱包作業 | 業者に頼める | 業者に頼める | 自身で行う |
今回、私が送ったものは「3辺合計200㎝以内かつ30kg以下」だったので、普通の宅急便を利用して梱包・発送たのメル便の対象外のエリアに荷物を送ることができました。
200サイズ以上のものだった場合は、送る手立てが無いので取引自体をキャンセルするしかなかったと思います。
梱包・発送たのメル便で出品したものをエリア対象外の方から購入したいと言われた際は、
・記名配送になっても良いか(お互いに住所を教える必要あり)
・普通の宅急便の最大サイズ(200サイズ)や最大重量(30キログラム)を超えないか
を考えて購入希望の方への対応を検討してくださいね。