リゾナーレ熱海に0歳と2歳の子どもを連れて宿泊した体験を時系列にまとめました。
リゾナーレ熱海に乳幼児を連れて宿泊してみたいとお考えの方の参考になれば幸いです。
事前予約
宿の予約
まだ離乳食が始まっていない時期の赤ちゃんを連れての旅行だったので、キッチン(哺乳瓶の消毒ができる設備)のあるベビースイートのお部屋にしました。
ベビースイートの予約は公式サイトからしか出来ないため、宿泊日の半年程前に公式サイトから予約をしました。
変更やキャンセルが可能な1泊朝食付きのお値段は2023年11月の土〜日の1泊2日で約12万円!!
予約時に即支払いをしないといけないのでビビりながら予約しました。
トラベルキャンセル保険をかける
リゾナーレ熱海に限らず、星野リゾート系列のお宿は、宿泊の21日前からキャンセル料がかかってきます。
子どもは急に体調を崩すことがあるので、直前にキャンセルになってしまった場合に備えてMysuranceのTravelキャンセル保険に加入しました。
後から知ったのですが、楽天トラベルの場合、予約ステップ上で(Travel)キャンセル保険の「案内を希望する」にチェックを入れると、Travelキャンセル保険の案内が自動的にされます。
自分でMysuranceを検索して加入するのが面倒という方は、楽天トラベルから予約するのが良いです。(ただし、ベビースイートの予約は星野リゾートの公式サイトからのみ予約可能です)
夕食・ベビーウェルカムセットの予約
宿の予約を入れたのと同時に、レストランの予約とベビーウェルカムセット(おむつ用ゴミ箱・ベビーソープ・知育おもちゃ・タオル)の予約をしました。
新幹線の予約
新幹線のチケットは、出発日の2週間前くらいに「スマートEX」で予約しました。
1日目
自宅〜新幹線駅まで
リゾナーレ熱海のチェックイン時間は15時なので、2歳児のお昼寝の時間に合わせて新幹線に乗車するようにスケジュールを組みました。
当日は、自宅で早めの昼食を済ませ、11時過ぎに自宅から最寄りの鉄道駅まで車で行き、コインパーキングに駐車しました。
私が利用したコインパーキングは48時間までだったら手続き無しで利用可でしたが、コインパーキングによっては日にちをまたいでの利用ができないところもあるので、事前にリサーチをしておくと良いです。
新幹線の駅までは(JRではない鉄道の)在来線で移動し、無事に予定通りの時間に新幹線駅に着きました。
新幹線駅〜熱海駅まで
12時台の新幹線「こだま」を利用しました。乗車時間は、片道約2時間でした。
目論見通り、2歳児が昼寝をしてくれたので、平和に過ごすことができました。(0歳児は基本的に抱っこをしていればご機嫌なため問題なし)
新幹線の中で、0歳児と2歳児のオムツを1回ずつ替えました。
熱海駅〜リゾナーレ熱海まで
15時発のシャトルバスを利用しました。宿までの乗車時間は20分程でした。
行きのバスは予約無し(先着順)で乗車できます。ちなみに、帰りのバスは予約制です。
土曜日の宿泊だったので、バスに乗れなかったらどうしようと心配していましたが、乗車したのは私たち家族と、もう1家族のみで全然大丈夫でした。
座席数はざっと数えた感じだと21席程あったので、4〜5組の家族が乗れるという感じでしょうか。補助席も使えばもう少し乗れそうです。
ちなみに、前方の運転席付近のところが大きな荷物を置くスペースになっていて、大きい荷物やベビーカーの積み込み&降ろしは運転手さんにお任せできました。
チェックイン
フロントでチェックインをして、館内施設の案内パンフレットとルームキーをもらいました。
土曜日のチェックインだったので、もしかしたら待たされるかもと思っていたのですが、前に1組いただけで、ほぼ待たずにチェックイン出来ました。
交通手段を聞かれたので、シャトルバスで来た旨を伝えると、帰りのバスの予約を取らせてくれました。
お部屋を探検
チェックインの後は、早速お部屋に向かいます。
100㎠以上の広さに驚きました。
館内散策
一旦部屋に入り荷物を置いた後、さっそく館内の散策に行きました。
もらった館内施設のパンフレットを見て、0歳と2歳が行っても大丈夫そうな場所に営業時間が短い順で回ってみました。
ちなみに、今回はプールは利用していません。
・ハイハイ広場(兼ナーサリー) 2F・ 9:00〜17:00
・キッズルーム 9F・8:30〜20:00
・ソラノビーチ 11F・10:00〜22:00(21:00〜22:00までの間は12歳以上のみ利用可)
・プール 2F・9:00〜19:00 ←我が家は利用せず
夕食
夕食は予約していたスタジオビュッフェもぐもぐを17:15〜利用しました。
2歳児にはベルト付きのハイチェア(テーブルを出して使うことも可能)と使い捨てのエプロンを席に用意してくれていました。
子ども用のスプーンやフォーク、コップは席にはなかったので、持参したものを利用しました。飲み物は、持参したストローマグに入れた麦茶を飲ませました。
0歳児にもバンボのような椅子を用意してくれていましたが、まだ全然腰が座っていなかったため、それは使用せずに抱っこ紐に入れたままで食事をしました。
我が家の0歳児はまだ離乳食は始まっていなかったので利用しませんでしたが、おかゆや離乳食も置いてありました。
お風呂
大浴場は温泉ですが、ベビーバスが置いてありオムツの取れていない子どもも一緒に利用できるとのことでしたが、我が家は子どものお風呂は部屋のお風呂で済ませました。
バスチェアとベビーソープがあって助かりました。
大人は子ども達が寝た後に、交代で大浴場で温泉を楽しみました。
歯磨き
可愛いキャラクターの子ども用の歯ブラシが置いてありましたが、そちらは利用せず持参した使い慣れたものを使用しました。
就寝
予約時に0歳児用のベビーベッドはお願いして置いたのですが、ベッドの高さが分からなかったので、事前にベッドガードは頼みませんでした。
しかし、実際のベッドを見てみるとかなり高さがあり、落ちたら危ないと思ったので、フロントに電話して食事中に足元の方に付けてもらいました。
2日目
朝食
夕食時と同じレストランで朝食もいただきました。朝食は予約制ではなく、7時〜10時の間で好きな時間に行くスタイルです。
チェックインの時に、「朝食は8時になると混み合うので、7時台がおススメです」と言われていたので7時半頃に行くと、すぐに席に案内してもらえました。
実際、8時を過ぎたところで満席になり、待ちが発生しました。
実は、1日目の夜に2歳児が熱を出してしまい、夜中にフロントにお願いをして氷枕を持って来てもらいました。
そのことが朝食会場のスタッフの方にも共有されていて、心配の言葉をかけていただきました。(発熱により入場を拒否されるかと思ったのですが、嘔吐症状がなければOKとのことでした。)
なお、帰宅後に念のため受診・検査を受けさせたところ、感染症にはかかっておらずただの風邪でした…^^;
正直、朝食は熱のある2歳児の食べられるものを探すのに必死で、夕食以上に味わう余裕はありませんでしたが、名物だけはなんとか食べられました。
離乳食も夕食時よりは品数が少ないですが、朝食時もちゃんとありましたよ。
森の空中基地くすくす周辺を散策
森の空中基地くすくすは、公式サイトにあるように大きなクスノキの上に作られたツリーハウスや、遊び場のことです。
色々なアクティビティを楽しめるのですが、我が家の子どもの年齢ではまだ利用ができないため、くすくす周辺のお散歩を楽しみました。
1番早い時間(10:20)のシャトルバスで帰るため、朝ごはんや身支度、荷造りの時間を差し引くと2日目は1時間くらいしか遊ぶ時間がなかったのですが、くすくす周辺の散策であれば時間は十分でした。
ただ、くすくす周辺の山道は2歳になりたての子どもの足では歩くのが難しいため、親が頑張って抱っこして歩く必要がありました。歩きやすく滑りにくい靴で行くのが良いです。
チェックアウト
10時にチェックアウトをしにフロントに向かいました。
待ちはなく、スムーズに手続きできました。夕食の代金はこの時に支払いました。
リゾナーレ熱海〜熱海駅まで
行きと同じマイクロバスで定刻通りに出発し、15分ほどで熱海駅に到着しました。
熱海駅周辺でランチ
帰りの新幹線でも2歳児に寝て欲しいので、熱海駅周辺でランチをしてから帰ろうと考え、事前に子連れでも入れそうなお店をネットでリサーチしておきました。
私たちが伺ったのは、こちらの手打ちそば泉八さんです。
・熱海駅から歩いて行ける(徒歩5分程)
・熱海駅の大通りに面した場所にお店があるので、ベビーカーでも行けそう
・2歳でも食べられるメニュー(うどん)がある
・座敷がある
・10:30からお店が営業している
という点でこちらのお店を選んだのですが、少し失敗をしました。
<失敗①>
座敷かテーブル席選ばせてもらえましたが、テーブル席をチョイス→子ども用の椅子がなく、父親の膝の上に座らせて食べる羽目に…。
座敷ではなくテーブルを選んだのは、寝返りをよくするようになった下の子を抱っこ紐に入れたまま食事をしたかったからなのですが、2歳児が座れるような子ども用のハイチェアがお店になく父親の膝に座らせて食べさせる形になりました。
<失敗②>
夫婦ともに泉八定食(かき揚げうどんと炊き込みご飯のセットのはず)を注文→なぜか炊き込みご飯ではなく、とろろご飯が付いてきた
うどんに飽きるといけないので、炊き込みご飯も取り分けてあげようと思っていたのですが、なぜか炊き込みご飯でなくとろろご飯が付いてきたので、取り分けできませんでした(食事の介助に必死だったので、写真は無いです…)
お店のウェブサイトの情報によると
桜海老と野菜のかき揚げが入った温かいうどんと、炊き込みご飯のセットです
手打ちそば泉八
確かにこう書かれているのですが、謎です。
料理の味は美味しかったです。
ちなみに、ベビーカーは畳んだ状態でお店の中に置かせてもらいました。
ラスカ熱海でお土産を購入
JR熱海駅直結のショッピングセンター、ラスカ熱海で義実家へのお土産を購入しました。
2歳児の機嫌が悪くあやすのに必死で写真が撮れませんでしたが、温泉饅頭や干物など熱海の名物といわれるものは置いてありましたよ。
我が家は利用しませんでしたが、ベビールームが3Fにあり、おむつを替えたりミルクをあげたりすることができるようです。
まとめ
0歳と2歳の子を連れて新幹線でリゾナーレ熱海に行った際の様子・過ごし方を時系列にご紹介してみました。最後に、今回の旅の教訓をまとめてみます。
1泊2日の場合、0〜2歳児は館内の散策だけで十分時間は潰せる
0歳〜2歳くらいの子であれば、有料のアクティビティ無しで(というか、ツリーハウスでのお茶以外は軒並み年齢や身長制限に引っかかるので、そもそも参加できないのですが)十分時間が潰せます。
我が家は1泊2日しかしていないのですが、仮に2泊した場合でも今回我が家が利用しなかったプールで遊べば2日目も楽しめるように感じました。
新幹線利用で1泊2日の場合、移動は楽だけどゆっくりできる時間も短い
新幹線での移動はギャン泣きなどされなかったので、想像よりは楽でした。
ただ、我が家は夫の休みと予算の兼ね合いで、土日で1泊2日しかできなかったのですが、館内の散策を優先してしまい、あまりのんびり出来ませんでした。
できれば平日を絡めて2泊3日でゆっくり過ごしてみたかったです。
夫にも今回の旅の感想を聞いてみたのですが、0歳と2歳の子どもを引き連れて新幹線で移動する労力に対して、ゆっくりできた時間は短く感じたそうです。
リゾナーレは子連れにとって天国、ベビースイートは神
どこもかしこも子連ればかりなので、多少泣いてしまってもお互い様ですし、特に食事のときに騒音や食べこぼしについて大らかなムードが漂っていて大変良かったです。
また、ベビースイートは、おむつ用のゴミ箱や哺乳瓶の消毒用品に加えて、家にすらないおむつ替え専用の台(腰に優しい)があったり、おしり拭きウォーマーがさりげなく置いてあったりして、乳幼児連れにとってとても快適な空間(神)でした。
星野リゾートは夏休みやGWなどは2泊からしか予約が取れなかったり、土日の宿泊費用は高額ですが、子どもが小さい時期はすぐに終わるので、その間に一度泊まってみる価値はあるのかなと思いました。